ひさしぶりの匠庵 木彫りの達人
2006年09月24日

ほしいと思わずにはいられない! そんな楽しい木彫りの作品たちが匠庵にやってきました。
匠庵の一般募集で実演をされている。
そんな高木逸郎さんの作品です。たくさんあります。

紐がついているのは「根付」です。印籠や、煙草入れを帯につけるときに使いました。
下の帯についているのは「帯留」です。どれも見事です。



これは、「鳥獣人物戯画」の有名な1シーンを表したものです。

「鳥獣人物戯画」のお値段は、5匹セットで3万円、1匹だと5千円です。ほしいです。

これは歌川国芳の「西塔鬼若丸」という武者絵を彫ったものです。平面的な絵を、立体的にしなければならないという難しさがあるそうです。

目の黒い部分は、別の黒い木を埋め込んであります。

この蛇は売れ行き好調の「ヒット商品」です。つやつやしていて蛇好きにはたまらない感じです。
さて、こんな楽しい作品たちですが、なんと材料のほとんどはホームセンターで購入しているそうです。便利な世の中というべきか……、手近にあるものから、こんな作品たちが作られるなんて驚きです。
道具もホームセンターで買う時があるそうです。しかし、毎日の手入れは欠かしません。ものは使いようですね。以前、道具の枝をご自身で作られたこともあるそうです。こだわりもあるんですねー。


真剣な眼差しです。

製作中のものを見せてもらいました。右のように完成するんですね。鉛筆の跡があります。彫っては書き彫っては書きと、作業は進められていきました。
こんな素敵な作品たちは、愛知県の刈谷駅近くの喫茶店で売られています。ちなみに、ものけん河村の買った金魚の根付は3千円でした。ぜひ行きましょう!
さて、すばらしい腕を持った高木さん、30年ほど前から仏具屋で6年間修業していたそうです。今は仕事ではなく、半分趣味のようなかたちで彫刻をされています。
中国製の安い仏壇もあるし、仏具屋で職人としてやっていくのは大変。職人仕事はくりかえしが多い。気ままに好きな作品を作りたい。高木さんはこのようなことをおっしいました。色々考えさせられます。
職人と芸術家の中間にあるような気がします。
一番うれしいときは、作品が売れたときだそうです。それはお金のことではなく、「自分を認めてくれた」というのがわかるからだそうです。

最後に記念撮影。たくさんの作品たちと、高木さん、根付を買ったものけん河村。いい感じです。でも、こっちを向いてほしかったです……。

