滝山寺の鬼まつり
2007年02月24日

2月14日、天台宗の滝山寺で「鬼まつり」が行われました。
今回は連絡するのを忘れていたため、西澤が単独で様子を見に行きました。
岡崎市滝町にある滝山寺は、天武天皇の頃に由来する歴史のある寺です。そこで行われる「鬼まつり」は、天下泰平・五穀豊穣を祈るもので、源頼朝の祈願から始まり、徳川三代将軍以後は幕府の行事ともなったそうです。
上の写真はクライマックスの「火まつり」のときの写真です。白装束の男たちが松明の火を手すりに叩きつけながら、寺のまわりを回っています。竹でできた大きな松明が威勢のよい音で鳴り、火の粉が粉雪のように舞います。
掛け声の中から時々「あついあつい」という声が聞こえるのは、本当に熱いからだと思います。消防員の方は落ちた火の粉を消すのに苦労していました。

ほとんど火事に見えます。木造の寺に火が点かないのが不思議なくらいです。赤い衣装を身に付けた鬼の面の少年が、大人に持ち上げられ高くにそびえます。これはおそらく「孫面」でしょう。拍手が起こります。他にも「祖父面」と「祖母面」の鬼もいます。
勇壮な「火まつり」が終わると、燃え残った松明が落ちています。人々はついさっきまで火で赤くなっていた本堂に上がり、手を合わせていきます。燃えた松明の枝を拾っていくのは、厄払いになるからだそうです。



滝山寺住職、山田亮盛さんです。「鬼まつり」では、江戸からの使者「御前」の役割を果たします。
お祭のあと、少しお話を伺うことができました。
「鬼まつり」。出費としては、豆と、食事があります。食事は150食くらい用意して60万円ほどでやりくりするそうです。竹の松明は滝町のかたがたが作るそうです。材料の竹を集めるのもボランティアなので出費はありません。地元の方の力で成り立っているんですねぇ。
「火まつり」にお子さんが結構参加しているので僕はおどろいたのですが、これはやはり後継者になってもらいたいからだそうです。
10年前より昔は、「鬼まつりに出たら一人前」という考えがあったそうです。子供たちは引率のうまいおじいさんについて出ていました。ところが、10年前に「あぶない」ということで子供を出さないようになったそうです。最近にになって「やはり若い世代に……」ということで参加できるようになったそうです。
「火まつり」のひとつ手前でやる「庭まつり」では、スピーカーによる解説が所々に入ります。これは、古い言葉がそのままの形で残っているためわかりにくいという配慮だそうです。この解説も少なくとも20年~30年以上は続けられてきているそうです。解説者は毎年同じ方がやり、代替わりもあるそうです。おもしろいですね。
あと、「鬼まつり」に関しては、予算で動くというよりも、「保存会」の人の力で動いていくという感じのようです。(どこでもそうなのか?)
寒い中、お話を聞かせていただきありがとうございました。(西澤)

こんにちは
行ってきたんだね!
岡崎を知ってもらえることに感激です
2月には副住職の講演会がありました
時々このような伝統文化についての講演会があります
またそのような情報が入ってきたられんらくしますね
今後もより一層の活躍をお祈ります!!
ものけんファンとして☆
ありがとうございます!
とってもおもしろそうですね、その講演会。
そのような情報がありましたら是非お知らせください!
なるたけ飛び込んで行くつもりなので!
(コメント遅くなりすみません)

